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むし歯・歯周病は未然に防げる病気です
むし歯や歯周病は、初期段階での自覚症状がほとんどありません。
そのため、違和感や痛みで症状に気づいたときには、かなり進行していることが多いです。
また、むし歯を治療してもむし歯菌に溶かされた歯は完全には元通りになりません。
健康な状態を維持するには、最初からむし歯や歯周病にならないように「予防」することが大切です。
神戸市三宮の歯医者「神戸三宮ヨシダファミリー歯科・矯正歯科クリニック」では、
患者さん一人ひとりのお口の状況や日常生活まで考慮したメンテナンスをご提供しています。
予防の重要性
むし歯や歯周病によって歯を失ってしまうと、食事や会話などに少しずつ支障が出てきてしまいます。永久歯は全部で28本ありますが、そのうち20本以上を残すことができれば、お口の機能を保つことができると言われており、歯を守ることが豊かな人生を送ることにつながると言っても過言ではありません。
現在はインプラントなどの技術が発達し、自然な人工歯が作れるようになりました。しかしやはり本物の歯に勝るものは未だにありません。いつまでも健康を維持するためにも、日ごろから予防を意識して歯や歯茎の健康を守ることが大切です。
メディカルトリートメントモデル(MTM)とは
お口の状態は患者さん一人ひとり異なり、適切な予防方法も異なります。そこで当院では、患者さんに合わせた予防プログラムを作成して健全な歯をできるだけ残すための「メディカルトリートメントモデル(MTM)」を設定しています。
むし歯や歯周病は気づかないうちにかかってしまうことが多い病気です。しかし、どちらも原因は明確になっており、予防法も確立されています。メディカルトリートメントモデルに基づいた診療では、より効果的に患者さんに合ったケアができるため、むし歯や歯周病のリスクを大幅に下げられます。
スウェーデンは今でこそ歯科先進国と言われますが、昔はむし歯に苦しめられていました。そこで国を挙げてメディカルトリートメントモデルを取り入れ、現在では80歳の時点で平均21本もの歯が残るようになっています。
日本では80歳時点で残っている歯の数は、まだ平均13本ほどと決して多くはありません。年を取ってからも快適な生活を送るために、メディカルトリートメントモデルは重要な役割を持っています。
定期検診をおすすめする理由
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むし歯や歯周病を防げる
定期検診を受けると、歯科の専門家によるチェックやケアを定期的に受けられます。そのためむし歯や歯周病のリスクを抑えられるほか、万が一むし歯などにかかっていたとしても早期発見・早期治療が可能です。
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体の健康にもつながる
お口を健康な状態に保つためには、むし歯や歯周病を防いで可能な限り病気や治療によるダメージを減らすことが重要です。病気にかかってからの治療ではどうしてもお口にダメージを与えてしまいますが、予防ならダメージを与えません。お口を健康に保つことで、全身の健康にもつながります。
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美しい歯や歯茎を保てる
定期的にケアして歯や歯茎の汚れを落としておくことで、常に美しく健康な歯や歯茎を維持できます。徹底的なクリーニングによって歯が着色することも防げるため、自然でキレイな見た目も保てます。
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病気や治療を防げる
予防を受けると、むし歯や歯周病の発症や病気による痛みや腫れ、口臭の悪化といったリスクを防ぐことができます。また、治療の必要もなくなるため、治療による痛みも回避できます。
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治療費を減らせる
むし歯や歯周病を未然に防ぐことができれば、治療を受ける必要がなくなり、通院や治療費の負担が軽減されます。
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健康寿命が延びる
むし歯や歯周病の原因菌は、体内に入り込むことでさまざまな疾患を引き起こす可能性があります。心血管疾患をはじめ早産や誤嚥性肺炎、糖尿病など命に関わる疾患との関係性があるため、予防によって健康寿命を延ばすことにもつながります。
予防処置メニュー
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ブラッシング指導
お口の中は一人ひとりまったく異なります。ブラッシング指導では、患者さんのお口の状態を調べ、最適なブラッシング方法をアドバイスします。
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PMTC
専用の器具を使用した専門的な歯のクリーニングです。汚れを徹底的に除去できるほか、表面を磨いて汚れの再付着を防ぐことができます。
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フッ素塗布
むし歯の原因菌に対する抵抗力を高め、歯質を強化する効果を持ったフッ素を塗布します。フッ素を塗布することで、初期のむし歯なら治癒することもあります。
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歯の染め出し
ブラッシングがしっかりできているかどうかを調べるために、歯垢(プラーク)を染め出す処置です。どこが汚れやすいかがわかります。
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口腔内写真撮影
専用の小型カメラを使用して口腔内を撮影し、異常がないか確認します。口腔内の状態の説明などで使用します。
バクテリアセラピー
「バクテリアセラピー」とは、体内の悪玉菌の力を抑え込むために、優れた善玉菌(乳酸菌)を体内に補給する方法です。従来の方法では、抗生剤を使用することで悪玉菌を排除していましたが、バクテリアセラピーでは善玉菌を体内で増やすことで善玉菌にとって優位な環境をつくります。
善玉菌のイメージ図
もともと人間の体内には強い力を持った善玉菌が存在していましたが、近年の環境変化によって強い力をもつ善玉菌が減少していることがわかってきています。バクテリアセラピーでは、体外から善玉菌を補給することで、この善玉菌を増やします。
安全に行える
バクテリアセラピーでは、もともと人間の体内にあった善玉菌を補給します。ストレスなどによって減少してしまった菌を増やすだけの方法であり、乳製品などと一緒に摂取する必要もないため妊娠中の方や食事制限をしている方でも安心して行える、安全で自然な方法です。
多くの医療現場で採用
バクテリアセラピーを採用しているのは歯科だけではなく、欧米の小児科や産婦人科、消化器内科、介護高齢者施設など、さまざまです。現状で世界52ヵ国以上の医療現場で採用され、臨床試験は国際的にも認められています。
バクテリアセラピーが適した症状
以下のような症状にお悩みの方には、バクテリアセラピーが適している可能性があります。まずはお気軽にご相談ください。
- 下痢や便秘などに悩んでいる。
- 口臭が強く悩んでいる。
- アレルギー性の疾患がある。
- 毎日歯を磨いていてもむし歯になる。
参考動画 バクテリアセラピーの世界