かむかむ通信vol.2 口呼吸と鼻炎
「口呼吸」ってみなさんご存知でしょうか?
「口呼吸」とは、
その名の通りお口でする呼吸のことです。
一般的には「くちこきゅう」
専門的には「こうこきゅう」と読みます。
通常私たちは「鼻呼吸」で生活をしています。
お口を閉じた状態で鼻で呼吸をすることです。
「はなこきゅう」「びこきゅう」と読みます。
どっちでも呼吸ができるならいいじゃないか!
そう思われるかもしれません。
確かに呼吸ができれば生命活動を維持することはできます。
しかし!
口呼吸によってさまざまな弊害が引き起こされてしまうのです!!!
・唇の乾燥
・出っ歯
・いびき
などなどたくさんあります。
「もちろん口を閉じたほうがいいのは分かっているけど、
鼻炎で息がしずらくて・・・。」
そうおっしゃる方もいらっしゃいます。
ただ、その鼻炎の原因は
口呼吸によることが多いのです!
人間の体は基本的に湿潤することによって、
免疫機能を保っています。
もちろん、お口やのど気管も同じです。
☆鼻ってとても優秀☆
人間の鼻は
「加湿と空気清浄・保温」
これらの役割を一手に担ってくれています。
つまり鼻で呼吸をすることによって、
他の気管を乾燥させることなく、
きれいで温かい空気を体内に送り込む事ができるのです!
しかし・・・口で呼吸をしてしまうと・・・
冷たい、乾燥し、濁った空気が
直接気管や鼻腔(鼻の奥の空洞)に送り込まれます。
これは大ダメージ・・・! 😥
免疫力の低下した気管・鼻腔は炎症を起こし、
鼻炎を引き起こしてしまうのです。
ただ、慢性的に鼻炎の場合は
その刺激によりポリープのようなものが出来てしまっている可能性もあります。
根本的な治療をするためには、耳鼻科などで適切な治療を受けつつ、
口を閉じる筋肉を鍛えて、できるだけ鼻で呼吸をするように心がけましょう☆
口を閉じる筋肉を鍛える方法
その1、あいうべ体操
当院の待合室にも置いてあるこの本。
口呼吸は鼻炎だけではなく、さまざまな病気と関係が深いといわれています。
それを改善する一歩を踏み出すための体操です!
その2、りっぷるとれーなー
あなたのお口、
お子様のお口。
ぽか~ん・・・としていませんか?
お口を閉じる筋肉(=口輪筋:こうりんきん)を鍛えるための器具です!
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